Violin-Viola奏者の自分チューニング「右手編」報告

Violin-Viola奏者の自分チューニング右手編を、渋谷にて11月23日と24日の2回開催しました。

この企画は、村井薫さんと村上敬子の2名のアレクサンダー・テクニーク教師による、演奏する自分を見直すための「 Violin-Viola奏者の自分チューニング 3回シリーズ(構え編、左手編、右手編)の最終回。右手編のテーマは自分全体で生み出すボウイング でした。

前半は、アレクサンダー・テクニークの導入の後、体軸や腕の構造とボディマッピングを学びました。
その後、ヴァイオリンの右手に関係するグループワークとして、ヴァイオリン形の模型と棒を使って、ボウイングの動きを探究していきました。

本物の楽器を使っても同じ動作はできるのですが、「楽器を大切に扱わないといけない」「弓をまっすぐ動かすのは難しい」などの長年の習慣的な思いが、くっついてきます。
そういう思いをはずした状態で、腕はどういう動きをしているんだっけ、と楽しく遊びながら学んでほしくて、道具を持参しました。

弓を楽器に乗せる前にいつもと違う動作をはさんだら弓の乗り方はどうなるだろうか、
楽器の構えの角度を変えたら右腕の楽さに変化があるだろうか、
移弦のときに腕にどんな動きの指令を送っているだろうか、など、
動きや意識を色々と変えながら実験しました。

 

後半は、個人レッスンをシェアし合う形式で進めました。姿勢のこと、構えのこと、弓を持つ手、移弦の動きなど、様々な課題を探究しました。

 

感想の一部をご紹介します。

楽器を弾くまでの準備、何を考えてどういう順序でやるかが、音に影響を与えることを実感しました。

意識の持ち方、集中する対象をしっかりと定めることの大切さ、違いを体感できました。

右手だけでなく、楽器の構え方にも気づきがあり、大変参考になりました。棒を使った練習は自宅でも実行できそうなので、やってみます。

弓に右手がついていくという感覚は以前からもっていたが、それが裏付けされたように感じました。動く前に先のことをイメージしてから動くという感覚を、これから反復していきたいなと思います。

丁寧な動き出しのポイントを体験できた。観察を遊びの中でやってみることも楽しかった。

今日は右手編でしたが、やはり姿勢や楽器の持ち方によって改善されることが多々あることに再度気づかされました。

頭の場所、頭を支える骨、腕は鎖骨からなど、全てが新鮮で面白く、楽しかったです。自分の骨格や身体を意識して動く事を日常でふと気づいた時々に試みたいと思いました。楽器にも活かせるようになりたいです。

参加者の皆さま、ありがとうございました。

 

今年の企画、Violin-Viola奏者向け3回シリーズを通して、私自身が楽しみながら、とても多くのことを学びました。左手・右手にも焦点をあてながらも、構えや体軸の使い方の重要性をあらためて実感する機会となりました。

ヴァイオリン向けの講座は、今後も企画していきたいと思っています。内容のリクエストや出張講座の依頼など、お気軽にお問合せ下さい。


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